5月18日(木)
医療・福祉ビジネスセミナー
基調講演
10:30～11:00
経済産業省における福祉・介護ロボット機器に関する取組
経済産業省 商務情報政策局ヘルスケア産業課医療・福祉機器産業室
室長補佐 向野 陽一郎 氏
世界的に少子高齢化が進む中、高齢者や障害者の方々の生活の質の向上や自立の支援、社会活動への参加、介護に携わる方々の負担軽減などの観点から、福祉用具及び福祉用具産業が果たすべき役割はこれまで以上に高まっています。経済産業省では、福祉用具産業の更なる発展に向けて、社会に求められる安全で使いやすい福祉用具の実用化開発の推進、事業者の海外展開支援や製品事故防止などに取り組んでおりますので、本講演ではその内容について御紹介します。
11:00～12:00
介護保険制度改正に伴う福祉用具の見直しについて
厚生労働省 老健局高齢者支援課 福祉用具・住宅改修指導官/
介護ロボット開発普及推進官 小林 毅 氏
平成30年度からの介護保険改正に向けて、平成28年12月9日に社会保障審議会介護保険部会から「介護保険制度の見直しに関する意見」が取りまとめられた。ここでは、総論的に介護保険制度の見直しの方向性を確認し、福祉用具についての検討の経過も含めて報告する。
12:00～12:30
愛知県の福祉用具や医療・介護ロボットの開発・実用化支援について
愛知県 産業振興課 次世代産業室長 佐々木 靖志 氏
愛知県では、次世代産業の一つとして、今後の成長が期待される健康長寿産業の振興を図っています。なかでも、この地域の中小企業等が持つ優れたモノづくり技術の強みを活かすことのできる福祉用具分野において、モノづくり企業と医療・福祉施設が協働できる仕組みとして、両者が参画する「あいち福祉用具開発ネットワーク」を運営し、モノづくり企業等の福祉用具の開発や実証評価を支援しています。本講演では、医療・介護ロボットの開発・実用化支援も含めた愛知県の取組を紹介します。
講演会資料
ウェルフェア健康大学
協力：名古屋市立大学、名古屋大学、藤田保健衛生大学
前立腺がんの兆候
～こんな症状が出たら前立腺がんかも～
名古屋市立大学病院 泌尿器科 講師 河合 憲康 氏
講演概要：人口の高齢化、生活習慣の欧米化、前立腺腫瘍マーカー(PSA)検診の普及により、わが国において前立腺がんと診断される患者さんの数は上昇を続けています。一方、前立腺がんの中でも増殖や進行の遅いほんの小さながん（微小癌）においては、治療を開始しなくて経過観察を行っても10年あるいはそれ以上の期間になにも症状を示さず、無治療で天寿を全うする方もいらっしゃることも事実です。ご高齢の方に多い前立腺がん治療においては，合併症を少なくし、患者さんの負担が少なく，生活の質(QOL)を維持することが治療に際して大切なことと考えます。このように他のがんとは違った背景がある前立腺がんについて、診断と最新の治療について解説いたします。
- 時間
- 5月18日(木) 13:15～14:15
満員御礼
血液検査から分かる病気の兆候
名古屋市立大学病院 総合内科・総合診療科 部長代理/講師 兼松 孝好 氏
血液検査を手にした際．どんな病気に関連していそうなのか，あるいはどんな注意点があるのか，迷うことも多いと思います．健康診断などに用いられている代表的な血液検査について，分かりやすく解説したいと思います。
がんの2割はウイルスなどの感染症が原因って本当？
～最新のウイルス治療法/予防法について～
名古屋大学大学院 医学系研究科 教授 木村 宏 氏
がんの原因は加齢や紫外線/放射線や食べ物などの環境刺激によるのだと決めつけていませんか？がんの約2割は感染症が原因です。ピロリ菌による胃がん、肝炎ウイルスによる肝がん、パピローマウイルスによる子宮頸がんなどがその例です。かつてはウイルス疾患に対する有効な治療法はありませんでした。近年、抗ウイルス剤や分子標的療法といった、最新の治療により多くのウイルス疾患/ウイルスがんが治る時代になってきました。また、ワクチンにより予防できるウイルスがんもあります。本講演では、最新のウイルス治療/予防法について解説します。
ウェルフェアお役立ちセミナー
健康落語
～ストレスの海～
半田大衆演芸くらぶ 代表 槍田家 志ょ朝 氏
人は、笑った後にリラックスして脳内の血流量が増えるそうです。
落語は、聴く人を楽しい気分にさせて、笑わせて、笑うことで深く大きな呼吸に自然といざないます。
ウェルフェアの会場は広くて見るもの試すものが沢山展示されています。
「あれもこれも見てみたい」と先を急ぎつつも、ちょっと立ち止まって落語を一席、ここで一服はいかがですか？
落語の中にも、おもしろおかしく健康を取り上げた噺はいくつかあります。お笑いを通じながら健康について考えてみてください。
笑って、リラックスして、気分を変えたら、また、ウェルフェアの会場をゆっくりご覧くださいね。
鍼灸と美容・健康とアンチエイジング
(一社)愛知県鍼灸マッサージ師会 理事 足立 忠 氏
鍼灸治療は主に今まで痛みに効くと言われており、私たち治療家も神経痛、腰痛、膝痛など痛みの治療を以前より担ってきていました。ここ数年女性の治療家も増えてきたこともあり、お肌への効果も知られるように美容鍼も皆様に知られるようになっています。今回はアンチエイジング特にお肌の若返り、艶など鍼灸治療が美容に効果があるお話を分かりやすく紹介いたしたく思います。（美容鍼、マッサージ、水素灸など）
ウェルフェアいきいき健康教室(実技体験)
※参加者は軽装で、タオルを持参してください。
顔ヨガで楽しくキレイに若返り
～表情筋を鍛えてイキイキ笑顔になろう～
顔ヨガ協会インターナショナル アドバンスインストラクター 中嶋 志帆 氏
顔ヨガは顔の表情筋を鍛えてストレッチする、いわば顔の体操です。
身体と同様に、顔の筋肉は使わないと衰えていきます。
顔ヨガで、顔の筋肉を刺激し、しなやかな弾力を取り戻し、血行・リンパの流れ・新陳代謝を促進します。
むくみやたるみ、目の下のクマ、表情ジワを解消し、引き締まった小顔、美肌を手にして、イキイキとした素敵な笑顔になりましょう。
※持ち物…手鏡、デジタルカメラ又はスマートフォンなど
笑い体操
～脳も身体も元気になる～
愛知笑い健康事務局 笑い体操管理士 河村 聡枝 氏
笑うと、安らぎを与えるセロトニンが分泌され、免疫力を高めるナチュラルキラー細胞が活性化されます。腹式呼吸になり内臓が刺激され、むくみ・便秘解消・血行促進、血糖値が下がる効果もあります。さらに、脳波がα波になりリラックスできます。
手を動かしたり、声を出したり…簡単な脳トレーニングは、物忘れの多い方、認知症予防にも効果的です。
顔の筋肉がほぐれると、ストレスが軽減され、表情豊かで明るい印象を与え、また気持ちも前向きになります。
今回は、ご自宅で簡単に行える『脳トレーニング・表情筋ほぐし・笑い体操』をご紹介します。
大きな声で笑って、ストレス発散！脳も身体も元気にさせましょう！
出展者ワークショップ
認知症と臨床美術について
アートスタジオエノカ 代表 日本臨床美術協会 三級臨床美術士 鈴木 雅心 氏
認知症への臨床美術の有用性について。
また、認知症ケアの現場での臨床美術の活用等についてと可能性について。
あなたならどうする！！後悔しないサ高住の選び方
(株)プレステージケア東海 運営事業本部 管理責任者 徳島 基哲 氏
サービス付き高齢者向け住宅と一口にいっても、その会社の考え方や理念によって全く違うこともあります。
どこを見て選んだら良いか、後悔しない選び方をご説明いたします。
「うたと音楽の力」で地域社会をつなぐ
～カラオケ事業者が本気で考える機能訓練、介護予防教室のご紹介～
(株)第一興商 エルダー事業開発部 副部長 國尾 慈照 氏
「うたと音楽」を活用し、楽しみながら継続出来る機能訓練や介護予防教室の取組みの他、今、注目の資格”音楽健康指導士”をご紹介。
担い手の育成手法を含め、地域包括ケアシステムを支える取組について事例を交えご説明させて頂きます。
小釜レトルト釜を用いた利用者満足の向上と災害時対策
東海機材(株) 名古屋営業所 大脇 勉 氏
小型高温高圧調理器”達人釜”の活用方法と真空包装機活用のポイント/真空調理について
音声認識コミュニケーションロボット 『チャピット』
(株)レイトロン 新事業推進部 部長代理 宮﨑 善行 氏
・音声認識コミュニケーションロボット 『Chapit』 （チャピット）ができること！
・展示会場の雑音環境下で、チャピットとの音声認識での会話を実演披露します！
・チャピットに搭載されている、各種機能を紹介
→ 家電コントロール機能やタイムサポート機能、レクリエーション機能を紹介。
・実際に機能の設定のしかたをデモンストレーションします。
→ 誰にでもできる、対話型の簡単設定とは？
・スイッチを押さずに音声認識が可能な自然対話型コミュニケーションロボットは、今までと何が違うのか？
