社会福祉を取り巻く環境が大きく変化しつつある中、医療・福祉・ヘルスケア産業の振興と商取引の拡大、並びに地域の皆様方の福祉・健康の増進を目的として、「第20回国際福祉健康産業展〜ウェルフェア2017〜」を5月18日（木）〜20日（土）の3日間、ポートメッセなごやにて開催させていただきました。

20回目という節目を迎え、多くのご来場者にお越しいただき、盛況のうち無事終了することができましたのも、ご出展者の皆様をはじめ、ご後援ご協賛をいただきました各位のご尽力の賜物と、厚く御礼申し上げます。

今回は20周年を記念した企画展示として、昭和53年製の福祉車両やトップアスリートを支える競技用車いすの展示のほか、愛知県立・名古屋市立特別支援学校の生徒児童による作品展を開催いたしました。
また主催企画となる「生活支援ロボットブース」では、介護・生活支援ロボットなどの最新情報をご提供、併せて「新規参入支援ブース」では、医療・福祉分野に新規参入を目指す企業を対象に、様々な面から市場のニーズの把握や販路拡大を支援しました。

さらに、熊本地震で被災した方々と企業及び団体などの復興を支援する「熊本地震復興支援ブース」を設け、地域企業の技術・製品サービスの展示を行い、情報発信、出展者と来場者相互の人的交流の場を提供しました。

また、繰り返される自然災害に対して、防災意識の向上と災害時の弱者保護という観点から「第5回中部ライフガードTEC 2017〜防災・減災・危機管理展〜」を5月18日（木）・19日（金）の2日間同時開催しました。

ウェルフェアは、この20回目を一つの区切りとし、これからの20年を見据え、ご出展いただく皆様とご来場者にとってより有益かつ身近な展示会となれるよう、更なる発展を目指して参ります。

次回、第21回ウェルフェアは2018年5月17日（木）〜5月19日（土）の開催を予定しております。今後とも皆様方のご支援、ご協力賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

名古屋国際見本市委員会 事務局