6月2日(木)
ウェルフェア健康大学
協力:名古屋市立大学、名古屋大学、藤田保健衛生大学
NO.1
会場:第4会議室
高齢者に多い骨の病気
〜骨粗しょう症について〜
名古屋市立大学大学院医学研究科 助教 鈴木 伸幸 氏
骨粗鬆性骨折は急激な高齢化に伴い増加の一途をたどっており、脊椎圧迫骨折にいたっては年間120万人が罹患している。本骨折はいったん生じると痛みが遷延し寝たきりの原因となるばかりでなく生命予後へも影響を及ぼしていることが最近の研究で明らかになってきている。しかし骨粗鬆症自体は骨折するまで症状を出さないため約8割の患者さんが未治療である。10年前までは自然現象と言われ有効な治療法がなかった本疾患であるが、ここ10年新しい薬剤が次々に登場し、治癒可能な疾患となってきている。本講演では骨粗鬆症と骨折について学び骨粗鬆症性骨折を未然に防ぐことにより寝たきりにならない元気な骨をつくる方法を考えていきたい。
NO.2
会場:第4会議室
たかが咳、されど咳〜長引く咳にご用心〜
名古屋市立大学大学院医学研究科 教授 新実 彰男 氏
長引く咳は体力の消耗や生活の支障をきたすため、正しい診断と治療が必要です。目安として3週間以内の咳は“急性の咳”、8週間以上続く場合は“慢性の咳”といいます。
急性の多くは風邪の咳や、風邪の後咳だけが残る「感染後咳嗽」です。風邪の後に咳が2〜3週間続いたら胸部X線撮影を受けましょう。X線の異常や咳以外の症状がなく、徐々にでも良くなるなら様子をみてよいでしょう。他に原因がなければ最終的には咳は止まります。一方、1ヵ月を過ぎても良くならなければ他の原因が考えられます。慢性咳の主な原因は、「咳喘息」、「胃食道逆流症」、「副鼻腔気管支症候群」などです。これらの疾患について解説します。
NO.3
会場:第4会議室
院内感染の脅威とその対応
〜当院で経験した薬剤耐性菌のアウトブレイクを中心に〜
藤田保健衛生大学病院 教授/医療の質・安全対策部 感染対策室
室長 石川 清仁 氏
薬剤耐性菌による院内感染、とくにアウトブレイクは病院にとって大変な脅威となります。当院は平成25年1月からバンコマイシン耐性腸球菌によるアウトブレイクを経験し、終息までに半年間を要しました。アウトブレイクをいかに察知し、対応したかを時系列に沿って分かりやすく説明する予定です。さらに、院内感染を防ぐために皆さんが守らなければならない病院でのルールについてもご説明します。
ウェルフェアお役立ちセミナー
NO.10
会場:第3会議室
介護保険制度の動向とマイナンバー導入に伴う留意点
厚生労働省老健局 総務課企画法令係 主査 杉田 広二 氏
介護保険制度に関する近年の法改正の内容や介護離職ゼロに向けた厚生労働省の取組を紹介するとともに、介護保険の分野におけるマイナンバーを利用する事務について、事業者の方向けにお話しをさせていただく予定です。
NO.11
会場:第3会議室
医療・福祉施設職員の離職ゼロに向けた具体的な対応策
立命館大学医療経営センター 客員研究員 服部 英治 氏
人材確保難に苦戦をしている施設が少なくありません。中には一部のフロアを閉鎖しているところもあり、憂慮すべき事態ではないかと思います。この人材確保難の問題は、そもそも人材が定着すれば生じない問題ですが、多くの施設では残念ながら高い頻度で人材が入れ替わっている実態があり、まずはこの問題を解決しなければなりません。今回のセミナーでは、東海地区を中心に多数の医療機関・福祉施設に対して行った人事労務を中心とした経営支援の中で、職員の離職ゼロに向けた様々なノウハウ等を提供し、実務に役立つ内容にてお話させて頂く予定です。是非、ご参加下さい。
- 時間
-
6月2日(木)15:00〜16:00
満員御礼
NO.12
会場:第3会議室
認知症高齢者の想いを探るケア
〜コラム「認知症のホント」の実例を題材にして〜
中部学院大学短期大学部社会福祉学科 准教授 野村 敬子 氏
「認知症のホント」に掲載している認知症の利用者の体験談や研究活動データを元に支援の方法をご紹介します。その中で、根拠に基づき適切な支援方法について皆さんと共に考えていきたいと考えています。
医療・福祉ビジネスセミナー
NO.19
会場:第7会議室
医療介護機器開発促進セミナー
〜医療介護現場との連携による研究開発〜
10:30〜10:50
医療介護機器の開発促進に向けた新たな取組
名古屋市市民経済局 参事 青木 猛 氏
今年度、新たに名古屋市が取り組む医療介護機器・ロボットの開発普及促進事業について、紹介します。ものづくり企業と病院、介護施設、大学等の連携による研究会を発足し、講演会やセミナーの開催、病院・施設ニーズの提供、試作品の評価などを行い、研究開発を支援していきます。
また、「医療・福祉・健康産業」の振興等を図るため、守山区のサイエンスパークに整備を進める「Bゾーン」事業を紹介します。
10:50〜11:30
病院と連携した医療介護機器の開発〜開発事例を通じて〜
(株)名古屋臨床薬理研究所
代表取締役 伊藤 順治 氏
平成26年度緊急雇用創出事業として、名古屋市から弊社が受託いたしました『ヘルスケア産業参入支援事業』の実施概要をお話させていただき、支援事業者の今を紹介いたします。
11:30〜12:20
医療デザインが創る未来〜次世代医療産業構築への道〜
名古屋市立大学病院
医療デザイン研究センター
センター長 國本 桂史 氏
名古屋市立大学病院で実施した腎臓がん患者のロボット支援による腹腔鏡手術において、作製した3D腎臓モデルを手術シミュレーションに初めて使用しました。
腎臓には多くの血管などがあり、従来は腎臓全体を摘出するしかなかった内部の腫瘍も、腎臓機能を温存するために部分的切除する手術法を開発し、より安全で患者さんに負担の少ない手術が可能になることが実証されました。
京都大学医学部附属病院で実施した、難病で肺移植が必要な40代女性に、40代男性の肺を移植する生体間肺移植手術において、3D肺胸腔モデルを作製しそれによる術式検討は手術の成功に極めて重要でした。
医用画像データから緻密な3Dモデルを構築する技術は、新しい手術法の開発医療機器開発においても貢献が期待されます。
NO.20
会場:第7会議室
新規参入ビジネスセミナー
〜新製品開発のヒントと考え方〜
13:00〜13:50
高齢社会と新しい事業創造〜事例と成功する事業モデル〜
東京大学大学院 工学系研究科 教授(日本福祉大学 客員教授) 後藤 芳一 氏
福祉用具の市場はいま4兆円に達しています。「成熟社会の成長市場」「ニーズ発のイノベーション」「技術を事業モデルへ」「日本の課題解決を国際市場へ」−高齢対応には、社会的課題への対応と事業創出のキーワードがそろいます。専業メーカ、自動車部品、モノ作り中小企業、ベンチャーほか、各地の成功事例をもとに取組みの鍵を考えます。
13:50〜14:40
次世代ノンステップバスの開発〜利用者、事業者により使いやすいバスを目指して〜
いすゞ自動車(株) バス商品企画・設計部 部長 長瀬 吉夫 氏
現在直面している、少子高齢化や移動困難者への対応や、責任が増している乗務員への、きめ細やかな配慮。更には安全・環境への取り組みなど、数々の要望や課題に応えるべく誕生した次世代ノンステップバスの開発についてご紹介いたします。このバスの特徴は、ノンステップエリアの長さ・通路幅・室内高を拡大し、広々とした室内空間を実現することで、利便性・安全性を更に向上しました。また、優先席まわりの安全性向上、反転式スロープ板の採用による車いす乗降の簡易化・時間短縮化を図るなど、バリアフリー・ユニバーサルデザインをレベルアップしたバスになっています。
14:40〜15:30
福祉・健康産業への活用を目指した歩行特徴評価技術
国立研究開発法人 産業技術総合研究所人間情報研究部門
デジタルヒューマン研究グループ 主任研究員 小林 吉之 氏
人間誰もが行う「歩く」という動作には、健康状態や心理状態などが反映されています。そのため歩き方の特徴を定量的に評価することで、転びやすい人や寝たきりリスクが高い人を早期に発見することも可能になりつつあります。本公演では、産総研が開発している歩行特徴評価技術について、最新の知見を紹介いたします。
15:30〜15:50
総評
東京大学大学院 工学系研究科 教授(日本福祉大学 客員教授) 後藤 芳一 氏
健康セミナー
- 時間
- 6月2日(木) 14:00〜15:00
満員御礼
NO.22
会場:会議ホール
ドラゴンズ一筋32年
50歳まで現役を貫いたレジェンド山本昌の健康管理法
ウェルフェアいきいき健康教室(実技体験)
NO.A
会場:健康教室コーナー
顔ヨガでアンチエイジング
〜表情筋を鍛えて小顔美人〜
顔ヨガ協会インターナショナル インストラクター 中嶋 志帆 氏
顔ヨガは、顔の筋肉(表情筋)を鍛え、ストレッチする顔のヨガです。
身体同様、顔の筋肉も使わないでいると どんどん衰えて老顔になっていきます。
顔ヨガで顔の筋肉を動かすことにより、血流やリンパの流れが促進されるので、表情筋本来の弾力を取り戻しリフトアップや若顔・小顔効果が期待できます。
顔ヨガポーズを覚えて続ければ、道具もお金もかからない、あなたの一生モノの若返り方法になります。
NO.B
会場:健康教室コーナー
名古屋はもっと元気になる!なごや健康体操
〜中京大学スポーツ科学部湯浅景元教授監修〜
名古屋市健康福祉局健康部健康増進課 保健師 唐川 祐一 氏
なごや健康体操は、中京大学スポーツ科学部湯浅景元教授監修により、「みんなで体操」と「ひとりで体操」の2部で構成されています「みんなで体操」は体全体を使った体操をグループで楽しく続けられるよう、音楽に合わせて実施します。「ひとりで体操」は7つの部位(眼、首、背中、肩、腕、指、脚)を対象に16種類の体操でストレッチや筋力トレーニングを実施します。今回は、なごや健康体操を一緒に体験し、いつでもどこでも楽しく手軽にできる体操を覚えます。
出展者ワークショップ
NO.W1
会場:セミナー会場2
のみ忘れを防ぐお薬ケース
(株)中部デザイン研究所 代表取締役 渡辺 俊生 氏
薬は正しく服用することで効果を発揮します。薬をのみ忘れたり、二度のみをしてしまうと、治療効果の低下を招き、健康を害するばかりか、さらには医療コストの増大につながります。分かりやすい音声お知らせ、簡単操作で、毎日の正しい服薬をサポートするお薬ケース「服薬ガイド」の紹介です。
NO.W28
会場:セミナー会場1
ロコモ・サルコペニア対策 予防とリハビリ
(株)モンペルランエンタープライズ 宮村 守和 氏
ロコモ・サルコペニア対策のために、筋肉トレーニングをせず、筋出力を増強する、全く新しい筋肉活性化理論を取り入れた筋肉増強メソッド、フィジカルチャージの説明と実演
NO.W2
会場:セミナー会場2
健康王国コンテンツを活用した介護予防や
軽度認知障害(MCI)に対する取組みについて
(株)エクシング ライフサイエンス研究所 所長 杉 正人 氏 エルダー営業部 古屋 裕梨 氏
弊社製品「JOYSOUND FESTTA」に搭載している音楽療養コンテンツ『健康王国』を活用した介護予防や軽度認知障害(MCI)に対する取組みについてご説明させて頂きます
NO.W32
会場:セミナー会場1
機能訓練プログラムの最新導入事例と
ローコストの新規出店方法のご紹介
(株)ザオバ 取締役 村瀬 秀也 氏 、(株)早稲田エルダリーヘルス業団 社長 筒井 祐智 氏
昨年の法改正で介護施設でのリハビリ・介護予防の為に機能訓練プログラム導入の必要性が高まっています。
加算の為だけではなく、新規の利用者獲得のためにも新たに導入する施設が増え続けています。
本セミナーでは全国に約500ヶ所以上の介護施設にリハビリ機器を導入した実績をもつ弊社が小規模から大規模事業所まで様々な導入事例をご紹介します。
また、これから介護事業に参入を検討されている方にはローコストで出店できるお勧めFC事業もご案内します。
NO.W29
会場:セミナー会場2
オーガニックと最先端科学技術の融合
による超健康グッズ
(株)CMC総合研究所 代表取締役 元島 栖二 氏
世界的オンリーワン技術であるカーボンマイクロコイル(CMC)を活用したCMC関連商品とオーガニックコットン材との融合により開発された超健康に貢献できる種々の商品について医学的・科学的観点にたって紹介する。又自分の健康は自分で守るとの観点からCMC波動共振センサーの紹介とその利用法を紹介する。
NO.W3
会場:セミナー会場2
弱酸性次亜塩素酸水溶液の特徴と使用事例
(株)エイチ・エス・ピー 研究開発部 農学博士 小野 朋子 氏
弱酸性次亜塩素酸水溶液は次亜塩酸ナトリウムのpHを弱酸性に調整した除菌・消臭用水です。各種の食中毒菌、ノロウイルス、インフルエンザ等に効果があり、悪臭物質の分解もできることから、医療・福祉・食品などの分野においてご活用いただいています。本ワークショップではその特徴と医療・福祉分野での効果的な使い方についてご紹介させていただきます。
NO.W4
会場:セミナー会場1
コミュニケーションロボット
『Chapit』(チャピット)とは!
(株)レイトロン 新事業推進部 部長代理 宮ア 善行 氏
・コミュニケーションロボット『Chapit』(チャピット)が遂に販売開始!
・レイトロンが独自開発した、今までには無い、生活雑音環境下で高認識率の音声認識システム『VoiceMagic』を搭載。
・『Chapit』(チャピット)は、「何ができるのか?」「何が違うのか?」デモで明らかに!
・スイッチを押さずに音声認識が可能な自然対話型コミュニケーションロボット。
・雑音環境下でも2〜3m離れたところからの音声認識が可能。
・家電コントロール機能やタイムサポート機能、レクリエーション機能を紹介。
NO.W5
会場:セミナー会場1
職場の腰痛問題解決。
腸腰筋ストレッチベルト「ラクナール」の効果と使用法
(株)トップ通商 大阪支店長/(一社)日本ラクナールライセンス協会 理事 黒田 由美子 氏
介護現場や医療現場、そしてデスクワークにおける腰痛問題の解決は、健康経営において大きな課題となっています。今回ご紹介する、腸腰筋ストレッチベルト「ラクナール」は、座って20分程度の装着で、腸腰筋の代替、骨盤立位を行うことで、約2週間で腰痛が1/3程度緩和されるとの研究結果も発表された(産業理学療法学会発表)新しい発想のベルトです。会場では受講者の方々に実際に体験をしていただき、「ラクナール」運動も行いながら、その効果を実感していただきます。
NO.W6
会場:セミナー会場2
お葬式のニュートレンド「お寺家族葬」
一六社グループ ヒューマンライフスタイル(同) 営業 岡橋 秀樹 氏
NO.W7
会場:セミナー会場1
介助者の腰痛0介護を目指す移乗移動器具
「アイアイカーおんぶ」
(有)長友工務店 長友式介護プロダクト 営業 中村 茂 氏
「愛愛母(アイアイカー)おんぶ」は、一人の介助者で移乗移動が可能で排泄のサポートが出来る介助器具である。目的は、オムツの使用を少なくする。被介助者の拘縮姿勢を少なくし、寝たきりの被介助者を少なくし、介助者の腰痛0介護を目指す事等を望める移乗移動器具です。
高齢化社会に対応できる移乗移動器具の目的
1)トイレで排泄が可能でお尻の健康が保てます
2)これから高齢化社会において、必要に迫っている在宅介護で狭いトイレ、廊下に対応
3)高齢者が使用できる簡単な使用要領、軽減した力で移乗移動排泄のサポート
4)在宅介護で移動時に多少の段差を越え、狭い場所で回転移動、横移動が可能
5)介護施設、病院等の介助者の腰痛0介護を目指します
NO.W33
会場:セミナー会場2
介護職員の明るい未来〜働きやすい職場環境
(株)サポート22 人事部・総務部 村口 集 氏
皆様は介護職に対して、どのようなイメージがありますか?
未だ介護職では「キツイ、汚い、給与が安い」等の、暗いイメージが根強く残っています。
しかし、ご利用者様へ極上の介護サービスを提供する為には、職員が心身共に充実して働ける環境が重要と考えています。
そこで、弊社は「業界最高水準の給与体系、有給休暇100%消化可能、充実の研究制度」等、職員が働きやすい環境を整えています。
働きやすい職場環境で、ご利用者様も職員も笑顔でいられる、明るい未来を築きましょう!