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5月25日(土)に開講した講演会です。

ウェルフェア健康大学
協力:名古屋市立大学、愛知学院大学、愛知県栄養士会、藤田保健衛生大学

7.睡眠障害が脳と心臓に及ぼす影響
名古屋市立大学 医学研究科 准教授(睡眠医療センター 部長)中山 明峰 氏
【概要】以前より睡眠時無呼吸症候群が脳や心臓に影響を与えることは知られていましたが、近年、慢性の不眠症でも同様の障害を起こすことが知られるようになりました。障害が強いと心筋梗塞や脳梗塞、軽いうちは記憶の衰え、健忘になることもあります。このことは聖人のみでなく、小児に起こすこともあります。いずれにせよ悪い質の睡眠は全身に影響を及ぼします。これまで全く睡眠について知識がない方を対象に、良く寝るようになるにはどうしたらいいか、お話いたします。
8.糖尿病:血糖値調節のための新たな運動方法
〜10分間の運動で血糖値は下げられます〜
名古屋市立大学 システム自然科学研究科 教授 石 鉄雄 氏
【概要】 糖尿病はこれまで、比較的細い血管を障害し、・後天性の失明、・神経障害、・腎臓障害の3つの合併症を起こす病気であると考えられてきました。しかし近年では、心筋梗塞、脳梗塞など、生死に関わる太い血管の障害の背景ともなっていることが次第に明らかになり、食後の血糖値を少しでも早く一定レベル以下に下げることが重要であることが分かってきました。血糖値は食事のたびに上がるため、その度に30分も1時間も歩くことは、特に仕事を持っている人では不可能です。本講演では、血糖値を下げる意味、血糖値を効率的に下げる方法とその原理についてお話します。
※最近の血液検査の結果(コレステロール値、中性脂肪値、血糖値、HbA1c値など)をお持ちでしたらご持参下さい。」
9.最近の糖尿病についての話題
名古屋市立大学 医学研究科 病院教授(内分泌 糖尿病内科 部長)岡山 直司 氏
【概要】糖尿病は近年世界中で増加の一途をたどっている疾患です。本講演ではまず糖尿病の疫学や病態についてお話しをさせて頂き、理解を深めて頂きます。続いて最近の話題として、血糖コントロールの指標であるグリコヘモグロビン(HbA1c)の変更について、また新しい経口および注射による治療薬のご紹介もさせて頂きます。さらに近年の臨床試験で判明した早期治療の重要性についても触れたいと思っています。本講演で皆様が、少しでも糖尿病へのご関心が高まれば幸いに存じます。
10.腸から健康を考える〜便秘を解消するためのスッキリ生活術〜
名古屋市立大学 看護学部 講師 樅野 香苗 氏
【概要】排泄、特に排便は、食事、運動、睡眠、心理状態、トイレ環境、疾患、薬などと密接に関係しています。また、腸は「第二の脳」と呼ばれ腸の免疫機構が注目されています。普段何気なく行っている排便を見直し、良い食事をし、身体を動かし、気持ちを安定させることは、自分の健康を守るためにとても重要ですが、現代人の多く、特に若い女性の半数以上が便秘であると言われています。  本講座では、まず排便の基礎知識から学習します。排便の観察ポイントを知り、まずは自分の排便状態を知るところから始め、排便状態を改善させるコツを、生活改善、食事、運動の観点から説明します。
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11.高齢者が快適な食生活をおくるためには
〜誰でもできる本当の義歯の使い方、手入れについて〜
愛知学院大学 歯学部 高齢者歯科学講座 教授 服部 正巳 氏
【概要】 高齢者が快適な生活を送るためには、生涯を通じて自分の歯で食物を摂取することです。快適な食生活が生活の質も向上させます。ところが、大部分の人においては平均寿命の80歳まで永久歯を残すことは困難で、多くの高齢者が義歯により歯の欠損を補い食物を摂取することになります。しかし、義歯の使い方、手入れ、限界などについての誤解も多と思われます。そこで、今回は義歯の機能を100%発揮させ快適な食生活をおくるための秘訣をお話しします。また、嚥下体操、アンチエイジングに繋がるヒントも加えて、皆さんと楽しく体を動かしてみたいと思います。
※聴講者には、口腔ケアに関する粗品を進呈します。
12.アルツハイマー病〜予防法から最新治療まで〜
名古屋市立大学 医学研究科 准教授(神経内科 部長代理)松川 則之 氏
【概要】急速な高齢化に伴い、認知症が社会問題の一つになってきている。その約6割がアルツハイマー病と考えられています。今回の講演では、アルツハイマー病の病態に基づき、薬物学的・非薬物学的治療法について概説します。また、認知症の予防の可能性について、疫学的データを元にお話しします。
13.前立腺癌治療最前線〜ロボット支援前立腺全摘除術〜
名古屋市立大学 医学研究科 准教授(泌尿器科)戸澤 啓一 氏
【概要】 医療用ロボットはリハビリテーションの領域で始まり、各科の手術領域においても研究開発が進んでいる。現在、前立腺癌領域ではロボット支援に よる腹腔鏡下前立腺全摘術が保険収載され、全国で行われるようになってきている。本法では、遠景かつ広視野での操作を 可能とする三次元画像をみながら手術を行うことができ、手術アームも操作性に 富んでいることから、手技の習熟が比較的容易であり、今後、急速に普及すると考えられる。本講演では、ロボット手術の利点と発展性をVTRをまじえ紹介する。

ウェルフェアいきいき健康教室(実技体験)
会場:展示会場内健康教室コーナー
※参加者は軽装で、タオルを持参してください。

A.健康体操 自彊術(じきょうじゅつ)〜万病克服の体育療法〜
(公社)自彊術普及会 中部総支部長 永井 弘子 氏
B.健康太極拳〜ゆるやかに気をめぐらし誰でも出来る健康太極拳〜
楊名時太極拳 師範 糸柳 元英 氏

ウェルフェアお役立ちセミナー

25.高齢者の住まいを巡る法律相談
〜老後を快適に過ごすための住まいを一緒に考えてみませんか?〜
愛知県弁護士会 弁護士 松隈 知栄子 氏

【概要】日本は急速な高齢社会を迎えています。核家族化も進み、夫婦2人住まい、また単身生活をおくる高齢者の方々も増加しています。住み慣れた地域で生活を続けることが理想ではありますが、医療や介護の問題から、自宅を離れて新しい終の棲家を探す必要が出てくるのです。そんなとき、どんな住居があるのか、またどんな施設があるのか、利用するのにどんなことに注意したらよいのか、困ることはありませんか。法律家の視点からアドバイスします。


中部ライフガードTEC合同セミナー

27.南海トラフ巨大地震の備え
内閣府政策統括官(防災担当)付参事官(調査・企画担当) 藤山 秀章 氏
【概要】南海トラフ巨大地震とは、どのような考え方で示されたものか?想定された被害の様相。中央防災会議・南海トラフ巨大地震対策検討ワーキング・グループで議論された対策の考え方。
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28.南海トラフの巨大地震に対する減災の取り組み
名古屋大学 減災連携研究センター 准教授 護 雅史 氏
【概要】近い将来、必ず起こると言われている南海トラフの巨大地震。国の機関である内閣府は2012年8月に最大で、死者32万人、全壊棟数238万棟と推定しました。本講演では、これらの評価結果について解説するとともに、防災・減災に向けたいくつかの活動について概説します。
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29.災害時身元不明者の歯科的所見による個人識別
愛知県歯科医師会 専務理事 須賀 均 氏
【概要】昭和60年8月、群馬県の御巣鷹山に日本航空のジャンボジェット機が墜落をし、乗員・乗客520名の方々が犠牲になりました。その折、犠牲者の歯科的所見からの身元確認が、非常に有効であることが全国的に知られるところとなり、警察庁から全国都道府県警察へ、あるいは日本歯科医師会から全国都道府県歯科医師会への働き掛けもあって、昭和62年に愛知県歯科医師会内にも「愛知県警察歯科協力医会」という警察行政と歯科医師会が協力して身元不明遺体の身元確認をしていくという組織が構築をされるに至りました。本日は中華航空機墜落事故、東日本大震災等の大規模災害時での身元確認を中心に愛知県歯科医師会の活動についてお話しをさせていただきます。

 

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